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三菱倉庫 「横浜」駅東口至近に大規模オフィスビル竣工

2009.12.28 16:06

商業施設・共同住宅に続く第二期プロジェクト 外壁には日本最大級の建材一体型太陽光発電
 三菱倉庫(東京都中央区)が平成19年から約2年間に渡り、「横浜」駅東口至近の所有地にて建設を進めてきた、オフィスビル「横浜ダイヤビルディング」が16日に竣工を迎えた。
 同社では平成16年から同地で開発に着手し、第一期計画として商業施設「横浜ベイクォーター」を平成18年に、分譲マンション「ナビューレ横浜タワーレジデンス」を平成19年に建設。今回第二期計画として建設した「横浜ダイヤビルディング」が竣工することにより、同地における一連の開発プロジェクトが完了することになる。駅からのアクセスは11日に開通した歩行者用連絡デッキ「ベイクォーターウォーク」で、「横浜」駅きた東口と直結し徒歩3分と優れている。
 プロジェクト全体の敷地面積約1万9300㎡のうち、同ビルの敷地面積は約3900㎡、延床面積は約7万㎡。規模は地上31階地下2階で、低層部分では「横浜ベイクォーター」の増床部分として約25の店舗が出店を予定しており、商業施設全体の賑わいと利便性の向上が図られている。
 オフィスフロアはワンフロア約1500㎡の無柱空間で自在なレイアウトが可能となっており、外壁面には日本最大級の建材一体型太陽光発電システムを導入するなど、環境負荷の低減に配慮しエネルギー削減率(ERR)は約28%を達成している。この他にもLowーe(低放射)複層ガラスとエアバリアシステムによる空調負荷の低減、太陽光追尾センサー付自動制御ブラインドによる日射調節機能、昼光センサー及び人感センサーを利用した照明の自動調光機能、雨水・機械排水の再利用システムといった様々な環境対策が導入されている。
 これにより、同ビルは環境性能評価認証制度「CASBEE横浜」で、最も高い「Sランク」の認証を取得している。




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