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日本土地建物 大井町西地区の再開発事業予定地で起工式 住居や商業店舗などの複合型マンションの着工へ
2009.12.21 17:29
日本土地建物(東京都千代田区)が参加組合員として参加している「大井町西地区第一種市街地再開発事業」の再開発組合は12月9日、同事業建設予定地にて起工式を行った。
同事業は住宅269戸、店舗、公益施設などから構成される再開発プロジェクトで、大井町地区初の超高層住宅の建設であり、駅前商店街とも連携しながら、近隣ちいきの核となる賑わいを創出し、新たな地域コミュニティの形成に寄与する取り組みである。
また、同事業の計画地は、「大井町」駅から西へ約400m、「大井町」駅から繋がる補助26号線と「大崎」駅から品川区役所に繋がる補助163号線の延伸整備による計画道路の交差部に位置している。従前は、細い街路の間に低層の商店・住宅が密集した地域であり、駅前商店街の活性化、防災性の向上などの観点からかねてより再開発が望まれていた。
こうした中、同社は平成15年、参加組合予定者として同事業に参画、当該地の再開発の検討に着手。その後、平成16年に準備組合設立、平成17年に都市計画決定、平成19年の同組合設立を経て、今年8月、権利変換計画の認可を受け、着工の運びとなったものである。なお、同工事着工は12月15日から始まっている。