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コールドウェルバンカーアフリエイツジャパン 不動産流通と投資市場の成長戦略として札幌に出店 米国や中国から渡航する外国人投資家からの需要にも対応可能

2009.12.14 16:38

 世界最大級の不動産フランチャイズチェーンの日本本部コールドウェルバンカーアフリエイツジャパン(東京都渋谷区)は今月7日、北海道で1号店となるコールドウェルバンカー札幌店(事業運営会社パーフェクトパートナー)を、札幌駅直結の「伊藤・加藤ビル」に出店した。
 同社代表取締役定村吉高氏は「地域経済を支えようということで、北海道の地元の銀行が融資を行うようになってきている。不動産が動きはじめている今、新たな需要を地域に創出していきたい」と語り、同店舗のオープンが、不動産流通と投資市場を成長させるための戦略として計画されていることを述べている。
 なお、札幌店のホームページの全文は、英語表記と中国語表記に対応し、店舗スタッフは外国語会話にも対応可能。ビザ解禁以降中国からの北海道への渡航者も増えており、また、米国の投資銀行や商業銀行の動向を見るかぎり、日本不動産投資市場に米国からの資金が流入してい来ることも期待できるため、外国人投資家達からの需要も意識した運営がなされるとのことである。




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