週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

オリックス不動産 新ブランド名でサービスオフィス事業開始 オフィス利用者のニーズを満たす商品

2009.12.14 16:43

 オリックス不動産(東京都港区)は、新ブランド名を「クロスオフィス(CROSS OF FCE)」とするサービスオフィス事業を開始することになったと発表した。第一弾として、東京都渋谷区で開発を進めていた「クロスオフィス渋谷」の運営および賃貸募集を開始する。
 「クロスオフィス」は、少人数の企業やプロジェクト拠点など、オフィス利用者のニーズを満たすとともに、これまでオリックス不動産が培ってきたオフィスビル事業のノウハウを生かした商品となっている。
 第一弾の「クロスオフィス渋谷」は、東京の中心「渋谷」駅から徒歩2分に立地した、全53室のサービスオフィスである。東京駅までの所要時間17分、新宿駅まで6分、品川駅まで11分、羽田空港まで32分と主要交通手段に対応し、時間を効率的に使いたいビジネスマンにとって、利便性に優れた立地となっている。
 オフィス空間として使用する賃貸スペースを小割にして、会議室、接客スペース、トイレなどを共用とすることで、テナントの賃料のコストパフォーマンスを向上させる工夫と、来客対応、郵便物の受け取りができるレセプション、共用コピー機設置、週5階のルームクリーニングなど使い勝手を追求したサービスが特徴である。また、十分なセキュリティを備え、デザイン性も重視したビルとなっている。物件概要として、住所が東京都渋谷区1-12-2、敷地面積が496・08㎡。建築概要として、鉄構造の地上8階建て。延床面積が3191・01㎡となっている。さらに防犯カメラも設置されており、オフィスワーカーの快適性・安全性を配慮したビルとなっている。




週刊不動産経営編集部  YouTube