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東日本旅客鉄道 地域の文化交流が可能なホールも開設 JR「千葉」駅の駅舎・駅ビルを建替え LED・緑化など環境配慮の設備を充実

2009.12.14 16:55

 東日本旅客鉄道(東京都渋谷区)では、JR「千葉」駅駅舎・駅ビル本館(ペリエ1)の建替えならびに支障物撤去などの関連工事を平成22年1月より着手する。
 「千葉」駅は千葉市中央区に位置し改行は明治27年。一日の乗降人員は約21万人となっており、昭和38年に現在の位置に駅舎・駅ビルが新設されている。新駅舎は現在の1階から線路上空の3階部分に橋上化され、環境配慮の一環としてコンコース内にLED照明を導入するなどCO2排出量の削減にも努めるとしている。
 新駅ビルは延床面積が約7万㎡、地上7階地下1階建てとなる予定である。また、店舗スペースに面した屋上部分を緑化庭園とし、利用客や地域住民に憩いの場を提供するほか、地域の文化交流に利用できるホールも設置される。
 今後は平成23年1月に既存の駅ビルが閉鎖となり、平成27年度に新駅舎の供用開始、平成28~29年度に新駅ビルが開業する予定である。




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