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三菱地所/出光興産 新丸ビルで生グリーン電力供給 年間約2万tのCO2削減効果

2009.12.14 16:55

 三菱地所(東京都千代田区)と出光興産(東京都千代田区)は9日、出光興産が供給する「生グリーン電力」を千代田区丸の内の「新丸の内ビルディング」において受電することに合意したと発表した。これまでグリーン電力証書を購入し通常使用する電気と組み合わせる「グリーン電力証書システム」の事例は存在したが、再生可能エネルギー100%の生グリーン電力を直接需要地が受電する取り組みは国内で初めてである。
 出光興産は二又風力開発(青森県上北郡)などが発電した生グリーン電力を、他の電力会社が保有・運用している送配電網を使用して電気を送る託送の形態で、平成22年4月から直接同ビルに供給する。三菱地所では同ビルで使用する電力すべてを生グリーン電力で賄うとしており、CO2排出量は年間約2万t削減されることになる。




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