週刊ビル経営・今週の注目記事

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不動産業界往来

2009.12.07 17:20

■大西商事が京都地裁へ自己破産申請
 大西商事(京都府木津川市)は、8月28日に京都地裁へ自己破産申請し、11月6日に同地裁から破産手続き開始決定を受けていたことが明らかとなった。同社はバブル崩壊とともに業績が悪化。金融債務の返済も困難となっていたなかで、平成12年10月には自治体や取引行から所有不動産を差し押さえられており、平成16年12月には事業を停止していた。負債は約423億8900万円。

■積水ハウスが「エコプロダクツ大賞推進協議会会長賞」を受賞
 積水ハウス(大阪市北区)は、11月24日に発表された「第6階エコプロダクツ大賞」において、平成21年3月に発売した環境配慮型「グリーンファースト」で”エコプロダクツ大賞推進協議会会長賞”(エコプロダクツ部門)を受賞した。「グリーンファースト」を発売して以来、「快適性」「経済性」「環境配慮」を実現する商品特性が支持され、現在では戸建住宅の受注の約半数を占めるまでになっている。

■ビルディンググループ発行の「経営市場」が全面刷新
 ビルディンググループが発行している「経営市場」が内容を全面刷新した。同グループは日本不動産市場の低迷を背景に、「会社経営に携わる皆様と一緒に考え学び、会社の業績発展のお手伝いができる紙面づくりを祈念した」としている。

■穴吹工務店と関連会社が会社更生法の適用を申請
 穴吹工務店(香川県高松市)と関連会社のエイシィカンパニーグループ(香川県高松市)、穴吹ハートレイ(香川県本田郡)は、11月24日に東京地裁へ会社更生法の適用を申請し、同日保全命令を受けた。負債は穴吹工務店が約1403億3400万円、エイシィカンパニーグループが約65億4900万円、穴吹ハートレイが40億2600万円、3社合計(債務保証など会社間の重複債務を除く)で約1509億900万円となっている。

■アイビー総研とエス・ワイ・シーがJ-REITセミナーを開催
 アイビー総研(東京都港区)とエス・ワイ・シー(東京都世田谷区)は22日、東京国際フォーラムガラス棟G405にて、「2010年のJ-REITと不動産市場」と題して、セミナーを開催する。講師はエス・ワイ・シーの代表取締役であり、REITアナリストである山崎成人氏。




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