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<地域の大イベント>カワサキハロウィンイベント 第13回目となる大型イベント 国内最大級のハロウィン開催
2009.10.26 14:40
10月24日から11月1にかけて、JR「川崎」駅前一帯がハロウィンの色に染まる。特に、川崎駅東口周辺一帯の1・5kmを仮想した人々約3000名が練り歩く「ハロウィン パレード」は、例年大きな盛り上がりを見せており、今年も10月31日に開催する。主催は各商業共同組合が参加する、カワサキ ハロウィン プロジェクト。企画はチッタ エンタテイメントが行う。
「北は北海道から南は沖縄まで、全国各地から参加者がいらしており、国内では最大級のハロウィン・パレードでしょう。当初は一民間から始まったイベントも、地元の応援もあり、今では全国区のイベントとなりつつあります」
この「川崎ハロウィン」は、シネマコンプレックス「チネチッタ」が仕掛けた民間のイベントであった。しかし、今では20の商店会が加盟する中央商店連合会や周辺商業施設と連携して開催する大イベントとなった。
ひとつのイベントがここまで成長した背景について、猪熊氏は次の様に話す。
「商店会会員の熱意がないと成立しません。これまで川崎ではそれぞれの商店会が単発のイベントを開催していましたが、お互いに手を貸し合えば大きなイベントになるのです」
片側車道を規制してパレードを行うため、行政・警察にも協力を仰ぎイベントを進めるため苦労が多い。しかし、周辺の商店街にとって、イベントの経済効果は莫大なものがあるという。
地元商店会、行政、そして参加者の各熱意があり、成立している「川崎ハロウィン」は今年も大きな盛り上がり見せる。