週刊ビル経営・今週の注目記事

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不動産業界往来

2009.09.21 16:17

■レオパレス21が中国現地法人を設立
 レオパレス21(東京都中野区)は、中国に100%出資による上海の現地法人及び北京支店を設立し、営業を開始することを発表した。設立の背景として、同社は大きな商圏が期待できる中国本土において、まず上海と北京に拠点を設置して、今後の海外展開を推進するためとしている。

■アイディーユーが本社移転
 アイディーユー(大阪市北区)は、9月11日に開催された取締役会において、本社を移転することを決議したと発表。同社は移転の理由として、平成21年3月6日に発表したリバイバルプランに則った販売費及び一般管理費の削減策の一つを実施するためとしている。移転先住所は大阪市西区阿波座1-3-18。移転予定日は平成21年9月28日。

■スターツコーポレーションが信託会社を設立
 スターツコーポレーション(東京都中央区)は、9月3日に開催された取締役会において、運用型信託会社としてスターツ信託の設立を決議した。同社は信託会社設立の目的として、さらなる遊休地活用トータルシステムの充実を図り、顧客基盤をより一層拡大していくためとしている。

■三鬼商事が最新オフィスビル市況を発表
 三鬼商事(東京都中央区)は、「最新オフィスビル市況」「全国の市況速報」「地域別オフィスデータ」を発表。同社のレポートによると、東京ビジネス地区(都心5区)は8月の末時点の平均空室率が7.57%と前月と変わらず、横ばいで推移しているとのこと。また、テナント企業の引き合いも増えており、今秋から来春に向けて需要回復が期待されるとしている。

■朝日ビルディングと福岡朝日ビルディングが合併
 朝日新聞社の不動産系連結子会社である朝日ビルディング(大阪市北区)と福岡朝日ビル(福岡市博多区)は平成22年4月1日をもって合併することに合意したことを発表した。今回の合併は、朝日新聞社グループの不動産有効活用を目指すもので、両社の持つ資産や人材、事業スキルを統合することで規模拡大と競争力の強化を図るためとしている。

■東急リバブルが「こども110番の店」活動を展開
 東急リバブル(東京都渋谷区)は9月10日から、首都圏売買仲介営業店舗のうち1階所在店舗において、「こども110番の店」活動を展開している。同活動は子供が危機を感じた際の緊急避難場所として店舗を活用してもらうといったもの。同社はこの活動を通して地域貢献を図るとしている。

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