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砥部町/砥部工業団地 砥部工業団地を農村活性化へと活用 アグリファームを事業主体の団地へ 太陽光発電やヘリポート設置も予定
2009.09.21 16:42
愛媛県伊予郡砥部町に所在する「砥部工業団地」が、農村の活性化を主眼とした多目的用途団地「夢の里とべ」として姿を新たにし、本格始動をはじめる。
団地の開発面積は13万8666㎡で、新たにアグリファームを事業主体として、さまざまなライフスタイルを提案していくとしている。
これまでは企業共同体を事業主体として開発、「砥部工業団地」として進出企業を募集してきたが、経済環境の変化で工業用地が全国でも余り始めている。そこで、農村活性化事業の趣旨にのっとった活用が必要だと判断し、工業団地から多目的用途へと変換。9月から「ロハスヒルズ 夢の里とべ」として本格的にスタートすることとなった。
現在、予定されているものは、約1万㎡の広さを誇る、農業就労者向け農村付住宅「ミニアグリファームゾーン」は「ハーブ・薬草・薬樹栽培ゾーン」「新薬・漢方薬開発ゾーン」「リハビリ施設・公園・遊園地ゾーン」「東洋医学研究センターゾーン」「福祉施設ゾーン」「健康相談治療センターゾーン」「散策・森林セラピーゾーン」など。そのほかにも、太陽光発電や風力発電など自然エネルギー源を設置したり、ヘリポート設置も予定しているという。