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倉敷紡績 閉園した倉敷チボリ公園跡地を再開発 事業者はイトーヨーカ堂 日常生活支援施設を開発
2009.09.14 17:24
倉敷紡績(クラボウ)は、昨年末閉園した「倉敷チボリ公園跡地」の再開発について、イトーヨーカ堂を開発の事業主体とすることを決定し、発表を行った。今後、イトーヨーカ堂とともに、地域活性化に貢献できる事業の実現をつとめていくとしている。
「倉敷チボリ公園」は、クラボウの倉敷工場跡地であった。平成20年12月末をもって倉敷チボリ公園は閉園となり、現在園内施設の解体工事が行われている。平成22年2月をもって賃貸借契約は終了し、賃貸していた土地はクラボウに返還される予定となっている。所在地は倉敷市寿町543番、敷地面積は約12万㎡。
今後、イトーヨーカ堂が倉敷チボリ公園跡地の具体的な再開発プランを作成していくことになるが、地域資源を活用した「街おこし・旅おこし機能」を導入しつつ、地域の人々の日常生活をサポートし、かつ新たな価値観と利便性を提供する「“新”生活提案発信機能」、そしてアウトレットモールを配置することにより、広域より集客する機能などを再開発計画の中に盛り込んでいく予定だ。