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LOGOFRONTシリーズ近畿圏第3弾「LOGIFRONT尼崎Ⅳ」が竣工
2021.11.01 11:09
日鉄興和不動産(東京都港区)は10月26日、同社が展開する物流施設「LOGIFRONT(ロジフロント)」シリーズの近畿圏第3弾となる「LOGIFRONT尼崎4.」が竣工したと発表した。
兵庫県尼崎市においてオカムラ(横浜市西区)の専用物流(BTS型)施設として開発したもので、延床面積2万9435㎡、敷地面積2万5802㎡、鉄骨造2階。
大阪市中心街から10km圏内に位置し、阪神高速道路湾岸線「東海岸」ICから約1km、「中島」ICから約4km、阪神高速道路神戸線「尼崎東」ICおよび「尼崎西」ICから約5kmと、関西圏全体を網羅する広域配送の物流拠点として最適な立地となっている。
オカムラの関西エリアにおける物流拠点再編、統合化により実現した大型物流倉庫であり、日鉄興和不動産とオカムラは設計着手時より施設計画のあり方について協議を重ねてきた。その結果BOX型の基本計画となり、物流配送効率を高めた両面バース配置計画となった。
環境負荷軽減の取り組みとしては、太陽光発電事業者と連携し自家消費型太陽光発電設備を導入。太陽光で発電した電力と合わせて再エネ電力(トラッキング付きFIT非化石証書の活用)を使用することができる「100%CO2フリー電力供給」を実現し、ESGにも配慮した。