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「DPL流山プロジェクト」4棟目が完成 東日本最大延床32万㎡のマルチテナント型物流施設

2021.11.01 11:23

 大和ハウス工業(大阪市北区)は1日、物流施設「DPL流山4.」を稼働させた。
 同施設は2019年9月から千葉県流山市で開発を進めてきたもので、敷地面積13万5592㎡、PCaPC(プレキャスト・プレストレストコンクリート)造一部S造、地上5階。東日本最大の延床面積(32万2299㎡)を持つマルチテナント型物流施設だ。同社は千葉県流山市において計4棟のマルチテナント型物流施設からなる「DPL流山プロジェクト」を進めており、今回で3棟目の完成。
 「DPL流山4.」はテナント企業の様々なニーズに対応することが可能で、各階を周回できる両面トラックバースを同社のマルチテナント型物流施設において初めて採用した。また、免震システムや非常用自家発電機を設置するなど、BCPに対応した防災配慮設計を実現している。
 人員確保の面でもテナント企業を支援するため、従業員専用の保育施設を施設内に完備。人手不足を解消するために「DPL流山プロジェクト」全体で「マルチ派遣」を導入し、企業と働く側双方のニーズを結びつける施策を講じている。
 同施設は常磐自動車道「流山インターチェンジ」から約2・5kmと、東日本全域をカバーできる立地。「成田国際空港」や「東京国際空港」といった空路や「東京港」などの海路へのアクセスも可能で、国内外への物流をスムーズにする新たな拠点として期待されている。




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