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京阪「古川橋」駅北側で大規模再開発がスタート 開発事業者には住友不動産、京阪電鉄不動産、ミサワホームが選定
2021.11.08 14:24
京阪電車「古川橋」駅北側の再開発事業がスタートする。
住友不動産(東京都新宿区)、京阪電鉄不動産(大阪市中央区)、ミサワホーム(東京都新宿区)の事業者グループは10月19日に門真市と、京阪電車「古川橋」駅北側の再開発事業「幸福町・垣内町地区まちづくり用地活用事業」の基本協定を結んだ。
門真市は、京阪電車「古川橋」駅北側の門真市幸福東土地区画整理事業区域内、約2・8haで、今回基本協定を締結したまちづくり事業と「(仮称)市立生涯学習複合施設」、「交流広場」などの整備を進めている。門真市の顔となる中心拠点として再開発エリアをまちの核に位置づけ、新たな賑わいが生まれる場となるよう、官民連携の手法によるまちづくりを推進している。住友不動産などからなる企業グループは、同事業用地に地上41階、総戸数567戸の門真市初となるタワー物件と2階建ての商業棟を計画。地域に開放された広大な広場を設けることで新たな賑わいの創出に寄与する。着工は2023年4月以降、竣工は2026年春頃を予定している。
今回のまちづくり事業は、門真市から市有地を取得して事業を実施する事業者を公募型プロポーザルで選定した。事業者の技術やアイデア等を活用し、門真市の上位計画を踏まえ、エリアの価値を高めるとともに門真市の魅力アップを先導するまちづくりを進める。