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三菱地所 ベルギー王国共同プロジェクト 基準階フロアは1000坪以上 敷地内に約1500㎡の広場も
2009.08.03 11:51
三菱地所(東京都千代田区)は、ベルギー王国との共同プロジェクト「(仮称)ベルギー大使館建替計画」(千代田区二番所在)について、民間棟が7月31日に竣工を迎え、ビル名称を「二番町センタービル」に決定したと発表した。
「二番町センタービル」は、三菱地所と三井物産が出資するSPC(有限会社まちづくりインベストメント)が建築主、プロジェクトマネージャーを三菱地所が担っている。交通利便性に優れた閑静なエリアで、ベルギー大使館に隣接する特別な立地にふさわしい、ハイグレードのオフィス・賃貸レジデンスの複合ビルが誕生する。
敷地面積は6490・46㎡、地上13階地下2階の規模で、延床面積は4万4343・84㎡。
1階から8階のオフィスゾーンは、基準階フロア1000坪超、天井高2・85mの開放的なオフィス空間を実現。9階から13階の総戸数58戸の賃貸レジデンス「二番町テラス」は、平均面積約140㎡を確保し、24時間セキュリティシステムを採用。また、居住者専用のコンシェルジュデスクやジムを設置。壁面緑化、屋上緑化を施し、敷地内には約1500㎡もの広大な広場を設けるなど、潤いと安らぎも創出する。