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名鉄と名鉄不動産、不動産事業を統合へ

2021.11.15 11:15

　名鉄不動産（名古屋市中村区）は、親会社の名古屋鉄道（名古屋市中村区）の不動産事業を継承し、商号を「名鉄都市開発」に変更すると発表した。事業継承は２０２４年４月を目途とし、本社は名古屋市中村区名駅の「名古屋三井ビルディング北館」に変更する。
　不動産事業を統合することで不動産資産の仕入れ、企画開発機能の集約といった機能の強化を図り、運営管理能力を高めるために必要な組織、体制の構築や資本関係の見直しも併せて行う。
　名古屋鉄道は不動産事業本部を廃止し、地域の活性化を推進する部門を設置。継続して保有する沿線資産等の管理・開発に観光などを加えた「包括的なまちづくり」の司令塔としての役割を担う。