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オフィスデザインValue Up たぬ企画 デザイン性と環境配ryを両立 ビル屋上に駐輪場やペット同伴可など今日の就業スタイルを考慮したスタイル
2009.07.20 17:06
たぬ企画(大阪市北区)では、スタイリッシュな外観と、熱負担・直射日光の軽減に配慮した環境配慮型オフィスビル「ミルフェスト北堀川」を一般にリリースした。
同社では「オフィス過剰時代に、付加価値のあるオフィスを展開し、テナントの皆様にご満足頂きたい」という考えのもと、顧問設計士との協議を経て今回の企画に至ったという。
地上6階建ての規模で、延床面積688・70㎡の「ミルフェスト北堀川」は、コンパクトオフィスながら、洗練された外観と高性能の環境配慮設計、そしてプラスアルファのサービスが導入されている。
エレベーター・避難階段を南側道路面に設置しシースルー型にすることで、敷地面積約40坪、建築面積約30坪の狭小敷地のコンパクトなカーテンウォール建築でもダブルスキンファサードと同等の効果を実現した。その結果、デザイン性を高めると同時に熱負荷の大幅低減に成功。一方、道路に面するオフィスフロア部分にはペアガラスを用いており、建物全てのガラス面は熱線反射仕様となっている。
利用者に、ビルを実際の面積より広く感じてもらい、オフィスでの環境をグレードアップできるようにと、共用部や建物正面デザイン、また夜間のライトアップ効果などに注力している。 「スケルトンに近い状態でお借りいただく条件の中で、出来うる範囲でこだわりを持ってみました」と同社。
その他、オフィスサービスとして珍しい取り組みが2点ある。
ひとつはビル屋上に20台駐輪可能である駐輪場(バイクも駐輪可能)を設け、エレベーターもバイク等を運べるスペースを確保したこと。
そしてもうひとつが、全室ペット可能賃貸オフィスであるということだ。
「女性の経営者や管理職など、長時間労働をされる方も多く、ご自身のペットと一緒にお仕事ができれば、癒しの効果も期待できると考えました」(たぬ企画)。実際に同社では2階オフィス部分利用者が大型犬を飼いながら仕事をしていた実例もあるという。