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<イベント開催情報>第2回日独環境フォーラム ヒートポンプシステムの動向を日独専門家が議論
2009.06.15 11:15
(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構とドイツ連邦環境財団は6月9日と10日に「第2回日独環境フォーラム 地球温暖化防止の鍵となる効率的なエネルギー給配電、蓄電、利用」を開催した。
「日独環境フォーラム」は平成20年9月にドイツで開催され環境問題の解決に向け協力体制を築いたもの。
今回は東京国際フォーラム(東京都千代田区)で再生可能エネルギーや省エネルギー技術開発について議論した。
同会議で(財)ヒートポンプ・蓄熱センターが行ったワークショップ「建物における効率的なエネルギー供給システム ヒートポンプ・蓄熱システム」では日本からダイキン工業、三菱重工業、ドイツからドイツ技術者協会、フラウンソーファー・ソーラーエネルギーシステム研究所が参加しヒートポンプシステムの最新事例を紹介した。
日本ではエコキュート等の空調・給湯システムやターボ冷凍機による大規模空調システムが普及したのに対しドイツでは地熱システムの導入が多いとの報告があり、ディスカッションではシステムの複合利用による更なる効率化について意見が交わされた。