週刊ビル経営・今週の注目記事
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不動産業界往来
2009.05.18 17:13
■西武商事と西武不動産が経営統合
西武商事(東京都豊島区)と西武不動産(東京都豊島区)は7月1日付で経営統合し、西武商事を継承会社として社名を「西武プロパティーズ」に変更する。なお、平成21年度中に西武鉄道及びプリンスホテルが運営する不動産、開発・分譲・賃貸事業や商業施設運営事業を西武プロパティーズに集約する予定となっている。
■日本ホテルファンド投資法人が呉の物件取得中止
日本ホテルファンド投資法人(東京都港区)は呉NHビルを対象資産とする不動産信託受益権の取得にかかる売買契約が失効したと発表した。当初の取得予定価格は10億円。失効の理由は金融機関からの取得資金調達ができなかったため。これに伴い違約金などは発生しない。
■北陸ミサワホームが自己株式の公開買付を実施
北陸ミサワホーム(石川県金沢市)は自己株式の取得及び同社普通株式の非公開化を目的とした自己株式の公開買付を行うと発表した。買付予定数は426万4221株で、買付価格は1株300円で、取得価額の総額は12億7926万6300円となる。
■長谷工コーポレーションが中期経営計画を修正
長谷工コーポレーション(東京都港区)は平成21年3月期から平成23年3月期にかけての中期経営計画について、売り上げ・利益の減少と取引先倒産による貸倒引当金の繰入発生により、計画期間を1年延期すると発表した。なお、これに伴い計画内容も一部修正が行われている。
■日本情報安全管理協会が全国に資格教習所開設
日本情報安全管理協会は情報セキュリティのスペシャリストである情報安全管理士を養成するための専門教育機関「情報安全管理士・全国資格教習所」を北海道、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡の7拠点に開校した。これにより、開校3年以内に情報安全管理士1500人体制を目指すとしている。
■エミレーツ航空がマリオット・インターナショナルとパートナー契約締結
エミレーツ航空(ドバイ)は、同社が保有する現在ドバイに建設中のホテル、パークタワーの運営に、複数のブランドを擁するホテル運営会社であるマリオット・インターナショナルとパートナー契約を結んだと発表した。パークタワーは、現在建設中の1614室からなるツインタワーのホテル・アパートメントで平成23年に第1棟(807室)が平成25年に第2棟が開業する予定。