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キリンホールディングス 尼崎の新拠点に大型商業 ファミリー層をターゲット 新都心のにぎわい創出
2009.05.18 17:22
キリンホールディングスは、JR「尼崎」駅前のキリンビール尼崎工場跡地に建設中の商業施設の名称を「COCOE(ココエ)」に決定したと発表した。
「COCOE」は、JR「尼崎」駅前の「あまがさき緑遊新都心」の中核となる複合商業施設として計画され、10月のグランドオープンに向けて順調に新築工事やテナント誘致を進めている。所在地は尼崎市潮江一丁目、敷地面積は約2万7400㎡で、延床面積約16万3000㎡。店舗面積は約5万7800㎡をほこる。
核テナントの阪急阪神百貨店(店舗面積約5800㎡)、平和堂(店舗面積約9900㎡)、松竹マルチプレックスシアターズ、セントラルスポーツなどに加え、約130のテナントが集まる専門店モールが加わることで、多彩な魅力をもつショッピングとグルメが楽しめる施設として誕生する予定だ。
施設コンセプトは、あまがさき緑遊新都心の中核となる商業施設として、大人から子どもまで様々な人々が集う、憩いとにぎわいの場とし、都心型商業の魅力と郊外型商業の利便性、ゆとりとくつろぎの時間と空間を兼ね備え、新しい時代の消費者ニーズに複合的に対応するというもの。
30代ファミリー層を中心に、大人から子供まで幅広い層のお客に楽しんでもらえる施設づくりを進めるとともに、JR西日本三路線(神戸線、宝塚線、東西線)のハブ駅直結の利便性を生かし、地元尼崎のお客に加え、より広域のお客にも来場してもらえる商業施設を目指す。
あまがさき緑遊新都心はオフィスビルや大学、病院など多くの機能が集積しはじめている。同社は今回の新商業施設開発を通じ、快適で便利な、そしてにぎわいのある尼崎の新しい街の誕生をアピールするとともに、その発展にも貢献していくとしている。