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アベストコーポレーション IT技術使い高稼働ホテル運営実現 経営破たんしたホテル等を再生

2009.05.04 11:56

 全国でビジネスホテルや短期賃貸マンションを経営するアベストコーポレーション(大阪市北区)は、平成20年12月をもって営業を終了した「神戸タワーサイドホテル」の新たな運営会社として同ホテルを完全リニューアルさせ、名称を「神戸ポートタワーホテル」と改変し、平成21年4月24日にプレオープン。グランドオープンを6月1日にする。
 同社では、低稼働率に悩むホテル会社に対し、最新のIT技術を駆使した戦略的集客システムやマンスリーマンション事業で培った5000社を超える法人会員顧客を生かした独自のホテル運営システム(一括借り上げシステム)を提供し、稼働率の向上支援を行っている。
 また、自社でもビジネス展開のなかで全国主要都市20箇所(グループ企業含む)のホテルの運営実績を持ち、昨年はホテルアベスト高松・ホテルアベスト南大阪・ホテルアベスト高知・ホテルアベスト青森・ホテルアベスト姫路とアベストブランドのホテルも続々とオープンさせ、90%を超える稼働率で展開している。
 今回プレオープンする「神戸ポートタワーホテル」は、昨年12月に前運営会社が経営破たんした「神戸タワーサイドホテル」のリニューアル、再生を行うもので、平成21年4月にアベストブランドとして6棟目のホテルとなる。




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