週刊ビル経営・今週の注目記事
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不動産業界往来
2009.04.06 12:16
■東急不動産が機構改革及び人事異動を実施
東急不動産(東京都渋谷区)は4月1日付で機構改革を行い、「グループ経営推進部」「事業企画室」「アセット企画推進本部」を新設したほか、資産活用事業本部の名称を「ソリューション営業本部」へ改称、住宅事業本部とビル事業本部の改編、リゾート事業本部の改編、さらに関西支店に「住宅販売部」の新設を行った。また、併せて人事の異動を発表している。
■三菱地所がチェルシージャパンを連結子会社化
三菱地所(東京都千代田区)は商業施設「プレミアム・アウトレット」を経営するチェルシージャパン(東京都千代田区)の株式のうち、発行済株式の30%を双日(東京都港区)から取得すると発表した。これにより、同社はチェルシージャパンの発行済株式の60%を保有し、連結子会社化することになる。
■NTT都市開発が不動産私募ファンドの運用開始
NTT都市開発(東京都千代田区)は、今年3月に運用期間を終了した不動産私募ファンド「NU-1ファンド」の後継として、新たに「NU-5ファンド」の組成を完了し、運用を開始した。ファンドの規模は約290億円でエクイティ出資は約123億円、運用期間は3年間で、都心5区を中心とした首都圏のオフィスビルに特化した安定運用型ファンド目指す。
■アトリウム新代表取締役社長に宮内秀機氏就任
アトリウム(東京都千代田区)は5月28日付で代表取締役社長CEOの高橋剛毅氏が退任し、新たにクレディセゾン専務取締役の宮内秀機氏が就任すると発表した。なお、同社はクレディセゾンによる債務引受等及び第三者割当増資を含む金融支援による再建支援契約を締結している。
■阪急不動産が業務組織の一部を改正
阪急不動産(大阪市北区)は4月1日付で業務組織の一部改正を行った。これにより、「マンション事業企画部」の新設及び「第一マンション事業部」と「第二マンション事業部」の統合、「マンション営業部」の新設、さらに経理部を「経営企画部」へ改称した。
■イヌイ建物が子会社の株式一部譲渡
イヌイ建物(東京都江東区)は連結子会社であるイヌイ運送の株式51%をセンコー(大阪市北区)へ譲渡することを発表した。これにより、イヌイ運送はイヌイ建物の持分法適用の関連会社となる。
■アゼルが破産手続き開始決定受ける
東証1部上場のアゼル(東京都大田区)は、3月30日に東京地裁へ自己破産を申請し、同地裁から破産手続き開始決定を受けた。負債は約442億円。