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ヒューリック 八王子にソーラーパネルビル竣工 良好な日照条件活用し太陽光発電CO2排出量は年間2・2t削減

2009.03.16 17:33

 ヒューリック(東京都中央区)は、同社所有物件「八王子Fビル」の老朽化に伴い建て替え事業を推進してきたが、3月12日、新たに「ヒューリック八王子ビル」として竣工したことを発表した。テナントは既に決定しており、みずほ銀行、みずほ信託銀行、みずほ信不動産販売が店舗を構え、満室の状況で竣工を迎えた。敷地面積は1108・89㎡、地上6階地下1階の規模で、延床面積は5152・08㎡。
 同ビルの立地は市街地でありながら、南側が大通りに面して開けており、日照条件が整っているという好条件を活かし、ガラスとガラスの間に薄い太陽光発電モジュールを挟み込んだ建材一体型のパネルをファサード面(建物の正面)に使用。都市部における太陽光発電システムのかたちをデザイン性も加味して具現化した。
 発電の力は約10kWで、CO2排出量を年間約2・2t削減することが見込まれている。これは約2万2000㎡の森林が1年間に吸収するCO2の量に相当するという。




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