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東京都 青梅業務核都市基本構想の素案発表 青梅市1万326haの都市づくり構想を策定

2009.02.09 15:21

 東京都は、青梅市と連携し、多極分散型国土形成促進法に基づく「青梅業務核都市基本構想」の素案を取りまとめており、このほど、パブリックコメントの募集を実施している。
 青梅業務核都市基本構想の素案によれば、業務核都市は、区部以外で、業務機能など諸機能の集積を図る都市であり、都内では青梅のほかに、八王子、立川、多摩、町田が業務核都市に位置付けられている。
 業務核都市「青梅」については、圏央道の利便性を生かし、玉シリコンバレーの形成に向けて、新たな物流機能の立地誘導や、更なる産業集積を図るとともに、文化、観光、福祉・健康等の機能の拡充など、地域特性を活かした都市づくりの基本構想を策定する。
 業務核都市の範囲となるのは青梅市の全域(面積:約1万326ha)で、自然環境や伝統文化と調和した持続可能な開発により、付加価値の高い地域独自の産業づくり・就業の場づくりを進めるとともに、水と緑の豊かな自然や、歴史的な観光資源を生かし、文化、観光、福祉・健康等の機能の拡充を図り、業務核都市としての中核性・自立性を高めることを目指すとしている。
 また、業務施設集積地区として、青梅中心街地地区、青梅インターチェンジ周辺地区、梅郷・沢井地区、青梅・長淵・河辺地区の4地区を設定しており、それぞれ市民ホールや地方卸売市場、美術館、大学施設など、その地区ごとの個性を生かす形で整備が行われる見通しである。




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