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1月オープンの複合施設「(tefu)lounge」運営パートナーを追加し開業へ加速
2021.12.20 10:57
UDS(東京都渋谷区)は、「下北沢」駅隣接地に2022年1月20日に開業する複合施設「(tefu)lounge(テフラウンジ)」の運営パートナーに、キャッシュレスカフェを運営するカンカク(東京都渋谷区)と、アート活動の支援などを行う有限責任事業組合Incline(東京都渋谷区)を迎えると発表した。
「(tefu)lounge」は延床面積1460㎡、鉄骨造地上5階建ての複合施設。小田急線の地下化で生まれた「下北線路街」に新たに誕生する。
2階には、Inclineがミニシアター「K2」をオープン。建物が立つ「北沢2丁目」と、世界で二番目に高い山「K2」を重ね合わせた名称。Inclineが実際に運営する初の拠点となる。
2~3階にはラウンジスペース「(tefu)lounge by KITASANDO COFFEE」が開業。ラウンジエリアはソファやデスク、シェアテーブル、ブースなど多様なスペースから利用者が用途や気分に合わせた席を選んで、自由に過ごせる時間課金型スペース。ラウンジ利用者はヴィンテージ家具を配置した落ち着いた雰囲気の空間で、併設カフェの自家焙煎のスペシャルティコーヒーを楽しみながら、想い想いの時間を過ごすことができる。
1階にはナチュラルスーパーマーケット「ビオラル下北沢駅前店」と日本初上陸の焙煎所「Belleville Brulerie TOKYO」が、3階の一部と4階にはUDSが運営するシェアオフィスが開業する。
運営パートナーの追加は、下北沢近隣地域で暮らし、働き、遊ぶ人たちが、空間や時間を分かち合いながら、より豊かな時間を過ごせる場を目指すまちのラウンジ「(tefu)lounge」が、よりよい体験を提供することで、日常の暮らしの一部のような場所になることを目指して展開していくためのもの。
施設の運営は、UDSが事業主体として全体の企画、設計、経営を行い、カンカクはラウンジ運営パートナーとして、Inclineはミニシアター運営パートナーとして参画。協業で「まちのラウンジ」をつくりあげていくとしている。