週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

オリックス不動産 「市川塩浜Ⅱロジスティクスセンター」着工 地上4階・延床4万㎡のマルチテナント型

2021.12.20 11:25

 オリックス不動産(東京都港区)は15日、千葉県市川市で「市川塩浜2.ロジスティクスセンター」を着工した。2022年11月末の竣工を目指す。
 同施設は首都高速湾岸線「千鳥町」ICから約500mに位置し、「東京」駅まで約20km、大井ふ頭まで約23km、羽田空港まで約30kmと、都心から広域まで多様な配送に適している。また、最寄りのJR京葉線「市川塩浜」駅からは徒歩約12分と通勤利便性を備え、雇用確保の面でも優位性を有している。
 建物は敷地面積1万1878㎡、延床面積2万4141㎡、S造、地上4階のマルチテナント仕様で、最大2テナントが入居できる。1階には44台の大型トラックが同時接車可能な両面バースを構えており、配送拠点としてスムーズな入出荷を実現。また、環境に配慮し、太陽光発電設備の実装やCASBEE建築(新築)Aの取得を予定している。
 オリックスグループは、東名阪を中心に43物件の物流施設の投資開発実績を有している。今後も進化するサプライチェーン戦略や、発展を続けるインターネット通販市場にも対応できる最新鋭の物流施設の開発を目指していくとしている。




週刊不動産経営編集部  YouTube