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伊藤忠商事 西松建設の筆頭株主に

2021.12.20 11:27

 伊藤忠商事(東京都港区)は、西松建設(東京都港区)と資本業務提携契約を締結した。伊藤忠商事は西松建設の株式を402万2800株(議決権比率10・16%)取得し、実質的な筆頭株主となる予定。
 今回の資本業務提携により伊藤忠商事は、施工機能を加えた建材から不動産までのバリューチェーンを構築。建設業界の優良企業群とのアライアンスを強化し、SDGsや国土強靭化等の社会課題に取り組む。
 伊藤忠商事と西松建設はこれまで、共同で不動産開発事業や工事発注・資機材調達等を通じた協業関係を築いきた。それぞれが有する経営資源やノウハウを結集しながらより一層の連携を深めていくことが、これまでにない新たなシナジーを創出し両社の企業価値向上に資するとの共通の見解から、今回の資本業務提携に至った。両社の企業価値の向上を実現するとともに、持続可能な社会の発展に貢献するとしている。




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