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三井不動産 米5都市で賃貸住宅5物件1000戸 今後も米国での賃貸住宅事業を拡大へ

2021.12.27 11:46

 三井不動産(東京都中央区)は21日、米国子会社の三井不動産アメリカ(ニューヨーク市)を通じ、2021年8~11月にかけて全米5都市で5件の賃貸住宅が竣工したと発表した。
 竣工したのはワシントンDCの「ザ・シルバ」(RC造、地上10階地下2階、総戸数176戸、8月竣工)、メリーランド州ベセスダの「メゾン ベセスダ」(鉄筋コンクリート造、地上6階地下2階、総戸数229戸、8月竣工)、サンフランシスコの「ヴァンス」(コンクリート造、地上12階地下2階、総戸数137戸、10月竣工)、ロサンゼルスの「アルタ インク」(木造・一部鉄筋コンクリート造、地上7階地下2階、総戸数161戸、11月竣工)、コロラド州デンバーの「ザ・ゲージ」(軽量鉄骨造・駐車場棟コンクリート造、地上8階、総戸数337戸、11月竣工)の5物件。
 三井不動産はグループ長期経営方針「VISION2025」において「グローバルカンパニーへの進化」を掲げ、海外事業を積極的に拡大。これまでに米国・英国の欧米諸国に加え、中国・台湾・東南アジアなどで事業を展開してきた。
 米国では、オフィス、住宅など複数の開発事業に取り組んでおり、賃貸住宅事業もその重要な事業セクターとして位置付けている。今回竣工を迎えた5物件、計1036戸をもって、全米8都市において計11物件・累計約2800戸の賃貸住宅が竣工したことになる。加えて約4700戸分の賃貸住宅や大規模複合開発への参画など複数の開発が進行中で、三井不動産では引き続き海外における事業機会を探索し、米国でのプレゼンスを高めていく構えだ。




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