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スペマ 業容拡大へ相次ぎ提携 東京建物とは資本業務提携を締結

2018.11.26 18:15

宿泊予約の「手間いらず」、決済サービスの「Paidy」なども
 スペースマーケット(東京都新宿区)は、16日に東京建物(東京都中央区)と資本業務提携を行ったと発表した。同時に、XTech Ventures(クロステックベンチャーズ、東京都中央区)とオプトベンチャーズ(東京都千代田区)、みずほキャピタル(東京都千代田区)、個人投資家の千葉功太郎氏を引受先とした第三者割当増資の実施も併せて公表した。
 スペースマーケットは、あらゆるスペースを1時間単位で誰でも簡単に貸し借りできる社会を作ることで、地域社会の課題解決等に貢献することを目指すとしている。東京建物がスタートアップに直接出資を行うのは初めてとなる。
 また20日には、複数の宿泊予約サイトを一元管理する宿泊予約サイトコントローラー「TEMAIRAZU」シリーズを運営する手間いらず(東京都渋谷区)と、ホテルの宿泊部屋以外の遊休スペースの時間貸し領域で連携を開始すると発表した。ホテルのラウンジ、バンケット、結婚式場等様々なスペースが1時間単位で貸し借りでき、ホテルはさらなる収益化を、利用者はこれから本格化するパーティシーズンに新たな選択肢を得ることができる。
 さらに22日にはPaidy(東京都港区)との連携し、スペースマーケットの利用決済方法に「Paidy翌月払い」を追加したと発表した。これにより、クレジットカードを持たない個人でも、スペースマーケットでの後払いが可能となる。なお、シェアリングエコノミー領域において、後払いや翌月払いのサービスを導入するのは、同社が初。




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