週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

丸仁ホールディングス/三菱地所 丸仁HD所有地に菱地所が商業施設開発 全国各地で商業開発を積極化

2008.12.01 15:15

 丸仁ホールディイングスと三菱地所(東京都千代田区)は、東京都東久留米市野火止において「(仮称)野火止商業施設計画」を着工したと発表した。
 同施設は敷地面積が約1万3800、地上3階塔屋1階の規模で、延床面積は約2万700㎡、店舗面積は約1万㎡。店舗は約30店舗を予定している。
 同施設は、大型量販店、衣料、雑貨などからなる近隣型の商業施設で、丸仁ホールディングスが所有する土地に三菱地所が施設を建設し、同社がテナントリーシング、マスターリースを行う。バラエティ豊かな店舗構成に加え、既存樹木を保存するなど多摩の緑と水に恵まれた周辺環境にも配慮し、地域住民にも親しまれ何度でも足を運んでもらえる施設を目指す。1階にスーパーマーケット、ドラッグストア、飲食店を誘致し、2回には大型量販店、衣料、雑貨等、3階と屋上に駐車場を設けるフロア構成を計画している。
 三菱地所は、今年4月より独立した組織として「商業施設グループ」を立ち上げており、また10月には江東区新砂で「南砂町ショッピングセンターSUNAMO」と、仙台市泉区で「泉パークタウンタピオ」の二つの商業施設を開業するなど、全国各地で積極的に商業施設開発を展開している。




週刊不動産経営編集部  YouTube