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野村不動産オフィスファンド投資法人 渋谷と梅田のオフィスビルを取得 人気エリアのオフィスビル取得 取得総額は2棟で約133億円

2008.10.06 18:05

 野村不動産オフィスファンド投資法人(東京都新宿区)は、野村不動産渋谷道玄坂ビルと野村不動産西梅田ビルを取得した。
 取得価格は野村不動産渋谷道玄坂ビルが76億6000万円で野村不動産西梅田ビルが56億6000万円。取得先はどちらも野村不動産(東京都新宿区)。
 野村不動産渋谷道玄坂ビルは渋谷の道玄坂に面した平成11年竣工のオフィスビル。延床面積は4463・86㎡で基準階面積は約396㎡。OAフロアや個別空調などの設備を有し、立地条件もあいまって安定的なテナントニーズが期待されている。
 一方、野村不動産西梅田ビルは大阪市における業務・商業集積地である梅田エリアに位置する平成5年竣工のオフィスビル。延床面積は8036・71㎡で基準階面積は約429㎡。こちらもOAフロアや個別空調などを有した競争力の高いビルである。
 どちらのビルも平成20年3月末の時点で100%の稼働率となっており、テナントニーズの高さがうかがわれる。これらの点を評価して同投資法人は取得を行っている。この2物件の取得に係る取引は投信法に定める利害関係人等との取引に該当する。そのため、資産運用会社は取得及び取得価格その他の条件等について、資産運用会社のコンプライアンス委員会及びオフィス運用本部投資委員会における審議・承認を得ている。




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