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伊藤忠アーバンコミュニティ 合併後の管理受託面積オフィスで110万㎡に 経営資源との効率化で成長図る
2008.09.22 17:44
伊藤忠アーバンコミュニティ(東京都中央区)は来月1日、ジェクール(東京都中央区)と合併すると発表した。
今年4月1日付けで伊藤忠アーバンコミュニティはジェクールの発行済全株式を取得し、子会社化していたが、今後は経営資源の効率化などのため、合併を決定したという。
他の理由としては、近年管理業界では再編が進んでおり、両社もスケールメリットを生かす必要性があると判断。互いの管理ノウハウ、エンジニアリング力を強化し、サービスとソフトの統合を進めれば、さらに成長が図れると見込んだ。
存続会社は伊藤忠アーバンコミュニティで、ジェクール側の従業員160名(今年8月末現在)全員を受け入れる。
ジェクールは創業から38年経つ老舗で、マンション管理は2000戸、ビル管理は6万5000㎡を管理していた。同社との合併で、伊藤忠アーバンコミュニティの管理規模はマンションが約1000物件、戸数は7万7000となり、オフィスビルは約300物件で管理面積は約110万㎡。また、PM受託規模は約100物件、約52万㎡になる。合併後は環境対策などにも一段と力を入れるとの事だ。