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大和ハウス工業 つくばに北関東最大級の大型商業施設が誕生 物販の集合体を超える一つの街 放送局やサイバニクス技術体験も

2008.09.08 11:04

 大和ハウス工業(大阪市北区)は、10月31日、茨城県つくば市のつくばエクスプレス「研究学園」駅前において、北関東最大級の大型商業施設「iias(イーアス)つくば」をオープンする。
 同施設は、屋内の「インモール」と屋外の「アウトモール」内に、各テナント10店舗、モール専門店211店舗の計221店舗を組み合わせた、北関東最大級の大型複合商業施設である。開発コンセプトは親子三代で楽しめる「家族想いのショッピングセンター」。各種専門店をはじめ、スーパーマーケットやシネマコンプレックスの他に、医療機関、銀行、カルチャー教室、結婚式場などを誘致し、物販店舗の集合体としての大型商業施設ではなく、一つの街としての機能を兼ね備える。
 イオンモールには茨城のAM局「茨城放送」やコミュニティFM局「RadioTsukuba(ラヂオつくば)」の特設スタジオを設け、「サイバーダインスタジオ」ではロボット技術やサイバニクス技術の研究成果を体験することができる。敷地面積は14万5385㎡、SC面積は8万4765・88㎡、延床面積は12万5249・59㎡。年間売上目標は300億円。同社は今後、同施設を皮切りに、全国に3つの大型複合商業施設をオープンさせていくとしている。




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