週刊ビル経営・今週の注目記事
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不動産業界往来
2008.08.25 12:07
■三井物産と京都府が森林利用保全に関する協定締結
三井物産(東京都千代田区)は社会貢献活動の一環として、京都府及び社団法人京都モデルフォレスト協会との間に、同社が京都市内に保有する森林を活用する「森林の利用保全に関する協定」を締結した。同社が提供する森林面積は約19ha。協定期間は平成20年8月1日から平成30年3月31日まで。
■アゼルとグローベルスが合併に基本合意
アゼル(東京都大田区)及びグローベルス(東京都渋谷区)は平成21年1月下旬をめどに、両社が合併することについての基本合意書を締結した。合併はアゼルを存続会社とする吸収合併方式で、グローベルスは解散し、上場廃止となる予定。
■SBIHDがコンサルティング系不動産仲介会社起業支援開始
SBIホールディングス(東京都港区)はコンサルティング系の不動産仲介会社起業を支援するプログラム「SBI不動産ガイドアントレアカデミー」を開始する。同プログラムでは、新たに宅建業の免許を取得し、不動産会社を起業したい人に向け、起業の心構えや会社設立の方法、業界知識初歩的な実務等についてレクチャーを行う。また、同時にSBIグループ各社が手掛ける各種金融サービスやビジネスサポートサービスを紹介し、不動産会社の起業に関連する各種ビジネスネットワークの構築を支援する。
■メッツとGCMが不動産投資分野で業務提携
メッツ(東京都港区)とGCM(東京都渋谷区)は、海外投資家向けの不動産投資分野における業務提携の同意書を締結した。この提携により、メッツの顧客である海外投資家が日本国内において不動産投資を行う際のSPCのセットアップ、ノンリコースローンの組成等およびアセットマネジメント業務をGCMに提供するほか、メッツが展開する不動産事業に対し、GCMが有する金融ノウハウの提供を受ける。
■東建コーポレーションがグループ会社の統合合併実施
東建コーポレーション(名古屋市中区)のグループ会社であるナスラック(東京都品川区)と東建リーバ(名古屋市中区)は平成20年11月1日付で合併。ナスラックを存続会社とし、本社を名古屋市中区に移転する。
■ノエルが子会社2社を設立
ノエル(川崎市高津区)は9月1日付で100%出資の子会社ノエルアセットコンサルティングとノエルハウジングを設立する。また、これに伴いノエルのアセットコンサルティング事業本部において営む不動産管理、サブリース、賃貸仲介、売買仲介、不動産有効活用、建物メンテナンスの各事業を吸収分割方式によってノエルアセットコンサルティングへ承継させる。