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小田急不動産 等価交換で西新橋3丁目のビル開業10階から上では東京タワー等一望
2008.07.14 16:40
小田急不動産(東京都渋谷区)では、今月1日より、等価交換によって一部所有するオフィスビル「御成門小田急ビル」を開業すると発表した。この物件は、共同事業主で土地所有者でもある三和興産との等価交換事業により取得したもので、小田急不動産は三和興産の所有持分を借り上げて、同社所有持分と合わせて賃貸するもの。
同社ではこの本物件の強みとして、都営三田線「御成門」駅から徒歩1分と交通アクセスが至便である事、建物の設備もOAフロアを100㎜確保し、カード式機械警備やエレベーターが2機設置されており、当該エリアでは希少性が高い事を挙げている。物件概要は以下の通り。敷地面積は287・38㎡、延床面積は2021・70㎡、基準階面積は150・72㎡、地上12階建てで竣工は今年6月20日である。
また、このビルでは10階以上から東京タワーや増上寺などを一望する事ができるという。