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東京都 立川基地跡昭島地区の利用計画 公園や業務・商業・住宅施設など 今後は地元市・国と連携しまちづくりを検討

2008.07.14 16:45

 これまで未利用の国有地であった、立川基地跡地昭島地区(約70ha)について、立川市および昭島市が利用計画を集約しつつ取りまとめを行い、6月30日に財務省へ利用計画書を提出した。
 同地は立川市と昭島市の市境に広がり、隣地は昭和記念公園となっている。土地利用の考え方として、核都市にふさわしい広域的な機能や業務・商業機能の導入を図り、賑わいと活気を創出すると同時に、昭和記念公園の緑を活用し、環境や景観に配慮した質の高い生活空間を形成する。
 主な用途として、昭島市域には交通広場と公園・緑地、業務・商業等複合施設及び住宅、調節池、国際法務総合センターと公務員宿舎を予定。立川市域には公園等が設けられる。
 立川基地は昭和52年11月に全面返還され国有地に編入。平成19年になり、法務省および財務省から、東京都及び昭島市が施設の設置を要請されていた。平成20年になり、昭島市と立川市が利用計画案を地元説明し、市民意見を聴取していた。
 今後の予定として、地元市、国と連携し、都市計画の変更や環境影響評価などに関する調査を行うとともに、まちづくり計画の検討を進めていくとしている。




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