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天神明治通り街づくり協議会 天神・明治通り沿い含む17万㎡で街づくり 再開発備え2年後をめどに全体構想を計画
2008.07.07 17:35
6月13日、福岡市天神にある「明治通り」を挟む地域一体の街づくりを考える「天神明治通り街づくり協議会」が発足した。同協議会が対象としているエリアは、天神西通りから那珂川までの、明治通りを挟む約17万㎡。参加企業は、対象地域にビルを所有する西日本鉄道や九州電力、福岡銀行などで、会長には西日本鉄道専務執行役員(取締役社長に就任予定)の竹島和幸氏が就任する。
同エリアには、西日本鉄道が所有する、昭和36年竣工の「福岡ビル」や、九州電力グループの電力ビルが所有する、昭和35年竣工の「天神ビル」などが建ち、1960年代に建築されたビルも多く、老朽化の問題なども抱えていた。
同協議会では、将来の再開発に備えて周辺地権者らに参加をよびかけつつ、2年後をめどにグランドデザインを作る方針だ。