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穴吹工務店　上海に不動産管理の合弁会社設立

2008.06.16 11:55

　穴吹工務店（香川県高松市）のグループ企業である、穴吹（上海）軟件開発有限公司は、今年４月、中国上海市浦東新区に本社を置く上海陸家嘴（集団）有限公司の子会社、上海陸家嘴金融貿易区開発股有限公司と、不動産物件の管理業務を行う合弁会社を中国上海市に設立した。同合弁会社は、それぞれ５０％の出資によるものである。
今後は、両社および両社関連会社が開発する不動産物件の管理業務を行う。第一号受注物件は日本人家庭向け賃貸マンション「（仮称）Ｌ・Ａ・東和公寓」を予定している。
　同物件は上海陸家嘴金融貿易区開発股有限公司の開発物件で、設計コンサルタントとして穴吹（上海）軟件開発有限公司が関わっている。
　同一敷地内に日本人学校（小学・中学）があり、近年著しく増加している日本人居留者の住宅需要に応える形で、現在建設が進んでいる。同物件は地上２４階地下１階の５棟からなるマンションで構成されており、平成２１年中ごろに賃貸の開始を予定している。
　同合弁会社は、平成２０年度売上見込を１２００千人民元（日本円にして約１７５０万円）としている。