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京阪電鉄/大林組 中之島四丁目で複合施設開発が始動 京阪電鉄・大林組共同事業「中之島」駅から地下直結

2008.05.26 17:26

 京阪電気鉄道(大阪市中央区)と大林組(大阪市中央区)は、共同で中之島四丁目地区の「京阪・大林中之島共同開発」計画について検討を進めていることを発表した。
 同計画は、両社が同地区に保有する社有地、約5480㎡上に、ホテル、オフィス、商業店舗で構成する複合高層施設を建設するもの。平成24年度の開業を目指す。
 ホテルは、計画地が「国際センターゾーン」「文化センターゾーン」に設定されていることから、国際的に評価の高い外資系ホテルを中心に誘致が検討されている。
 オフィス部分は、中之島エリアの中枢業務機能の中核を担うオフィスを誘致する。商業部分は、ゆとりと賑わい空間を演出する商業店舗を集積する。中之島遊歩道を散策中に気軽に立ち寄れるカフェや、大人がくつろげるレストランで構成していく。
 建設予定地は、今秋開業予定の京阪中之島線「中之島」駅の駅前にあり、島内においても今後発展が期待されるエリアである。同ビルはこの駅前立地を活かし、「中之島」駅から地下通路で直結させる。
 また、堂島川に面している水辺環境に配慮し、街の顔となる外観デザインとするほか、「中之島」駅や中之島遊歩道などとの接続動線を整備し、快適で回遊性の高い歩行者ネットワークを創出する。
現在、近隣の中之島2・3丁目地区では関西電力・ダイビルの共同開発や朝日新聞社グループの高層ツインビル開発計画、対岸には「ほたるまち」が街びらきしたなど周辺開発も進んでおり、この計画推進によって街の連続性がさらに高 まる見込みだ。
 同計画地は、都市再生緊急整備地域に指定されていることから、建物の規模やビルの高さなどについては今後大阪市など関係機関と協議を行い、決定する予定だ。




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