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野村不動産グループの旗艦商業施設「カメイドクロック」4月開業

2022.03.07 18:29

 野村不動産(東京都新宿区)と野村不動産コマース(東京都新宿区)は4月28日、東京都江東区亀戸に同社グループのフラッグシップとなる商業施設「KAMEIDO CLOCK(カメイドクロック)」を開業する。
 同施設は延床面積5万8000㎡、鉄骨造(一部鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)、地上6階地下1階の商業施設。コンセプトは「LIVE UP! & LOVE LOCAL」。衣食住を包括的にサポートする全136店舗が出店する。
 1階には、スーパーマーケット加え、専門性の高い青果、商業施設初出店の鮮魚店、精肉店の生鮮三品と、総合グロッサリーを誘致。関東初出店のベーカリーに加え、惣菜9店舗には、門前仲町で人気のアサリのコロッケ店などが出店。さらに、関東初出店の洋菓子店や門前仲町の老舗和菓子店など専門グロッサリーが集まり、ゾーン中央には店で買ってそのまま食べることもできる約50席のイートインコーナーを設け、ライブ感あふれるフロアとなる。同フロアには、ドラッグストアやクリーニング店も出店する。
 2階には、地元の名店や人気店を気軽に利用できる「カメクロ横丁」を設置。亀戸の有名ホルモンで親しまれる焼き肉店で修業したオーナーの新業態であるホルモン焼き店や、亀戸在住のオーナーが経営するイタリアン等7店舗が出店。
 4階は、施設コンセプト「LOVE LOCAL」を象徴するコミュニティスペース。「テナント、亀戸近隣の団体、企業、住民の皆さまが、『やってみよう!』『やってみたい!』を応援する」をコンセプトに、セミナー型、体験型、交流型、展示型など様々な活動を通して、地域の活性化、人同士の交流を生み出していく。
 4階には屋外キッズパークを併設したフードコートを設置。座席数約540席を用意し、ファミリー層を中心に幅広い人気の9店舗を集積させ、乳幼児を連れた来店客でも使いやすい駅近フードコートとする。




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