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「STATION WORK」と「BIZcomfort」が提携 約470拠点のシェアオフィスネットワークに
2022.03.22 11:04
東日本旅客鉄道(東京都渋谷区、JR東日本)のシェアオフィス事業「STATION WORK(ステーションワーク)」が、WOOC(東京都品川区)が運営するコワーキングスペース「BIZcomfort(ビズコンフォート)」との提携を開始した。予約を18日18時からスタートし、施設利用は22日から。
「BIZcomfort」は、「『はたらく』をもっと自由に快適に」をコンセプトに、全国100拠点以上展開しているシェアオフィス。働き方が多様化し、テレワークをはじめ柔軟な働き方が求められる中、テレワークや副業、フリーランス、スキルアップのための勉強、起業準備など、様々なスタイルに対してスペースを提供している。都心部だけでなく、ベッドタウンや郊外にも出店することで「職住近接」の働き方もサポート。全国200拠点を目標に拡大を続けている。施設内は席をゆったりと確保し、集中できるスペースが特徴。カフェブース、サイレントブース、WEB会議や通話専用個室のテレフォンブースもあり、シーンに合わせて席が選べる。
「STATION WORK」は2019年8月にサービスを開始。個室ブース「STATION BOOTH」やホテルシェアオフィスなどのワークプレイスを提供することで、多様化する働き方をサポートしている。
提携により「STATION WORK」会員は、「BIZcomfort」34施設(北海道・東北エリア3拠点、首都圏・関東エリア21拠点、東海・関西エリア10拠点)を利用できるようになり、「STATION WORK」のネットワークは約470カ所となった。「STATION WORK」は2023年度に1000カ所体制を目指しており、今後も拠点拡大を進める方針。