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三井不動産 淀屋橋駅直結の再開発3月竣工 商業施設は5月30日開業「淀屋橋odona」に決定
2008.03.17 14:35
三井不動産(東京都中央区)は、大阪市中央区今橋四丁目で開発中の商業施設「淀屋橋odona(オドナ)」を5月30日に開業すると発表した。施設全体は3月竣工。
同施設は、都市再生機構が施行する「淀屋橋地区第一種市街地再開発事業」において、同社と三井住友海上火災保険(東京都中央区)が特定建築者として再開発事業に参画していた案件の商業施設部分。大阪市営地下鉄御堂筋線「淀屋橋」駅直結という好立地にあり、A棟は三井住友海上火災保険の関西地区拠点ビルとなり、B棟は地権者および三井不動産の賃貸オフィスとなる。
「淀屋橋odona(オドナ)」はA・B棟の地下1階から地上2階の延床面積4709㎡の部分。ファッションセレクトショップや飲食の名店、またワーカーをサポートする店舗など、合計32店舗が出店する予定だ。竣工後は、三井不動産が三井住友海上火災保険の持分を一括賃借・転貸し、同施設を運営していく。同施設全体は、A棟が延床4万6780㎡、B棟が延床4万4936㎡の大規模案件。大阪市内屈指のオフィスエリアである御堂筋沿いにある。