週刊ビル経営・今週の注目記事
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不動産業界往来
2008.03.10 15:46
■住友不動産、主要施設にAED設置
住友不動産(東京都新宿区)は、緊急救命体制充実のため、同社グループが管理・運営をするオフィスビル、賃貸マンション、ホテル、イベントホールの主要施設110箇所にAED(自動体外式除細動器)を設置する。また、すべての管理要員に救命講習の受講を義務付ける。
■丸紅、新華集団と海外不動産事業で提携
丸紅(東京都千代田区)は香港財閥の新華集団と海外不動産事業における戦略的提携に関する覚書を締結した。両社は現在、海外不動産事業において、事業会社に共同出資するスキームで、香港市、北京市、天津市の3案件にて共同事業を展開している。今回の戦略的提携により、中国、香港、ベトナム、カンボジア等で不動産事業のみならず、その他のビジネス分野でも共同事業・取引を展開していく。
■サンケイビル、子会社2社設立
サンケイビル(東京都千代田区)は4月1日付で、100%子会社のサンケイビル投資顧問とブリーゼアーツを設立する。サンケイビル投資顧問は金融商品取引法に対応した投資顧問業を行う。ブリーゼアーツは現在大阪で建設中の「ブリーゼタワー」内の「サンケイホールブリーゼ」で行われる興行の企画制作及びホールの賃貸・保守管理を行う。
■リプラス、積和不動産関西と業務提携
リプラス(東京都港区)は、積和不動産関西(大阪市北区)との間に、住宅の賃貸借契約に係る滞納家賃保証サービスの基本契約を締結した。
■リーテックグループ、ファンド事業に参入
リーテック(東京都千代田区)は、グループ会社であるマック・インベストメントマネジメント(東京都千代田区)が金融商品取引法に基づく投資運用業の登録を行ったのを受け、ベルギーの金融グループKBCと共同で、海外投資家向けに日本の不動産ファンドの組成、運用を開始する。アジア・ヨーロッパ・中東の機関投資家向けにファンドを組成し、3年後をめどに1000億円の投資を予定している。
■ソラーレホテルズ、鹿児島市内に新築ホテルオープン
ソラーレホテルズアンドリゾーツ(東京都港区)は4月10日、鹿児島市の天文館地区に「チサンイン鹿児島」をオープンさせる。同社の九州地区におけるホテル出店は7件目。今回が鹿児島県でのホテル初出店となる。
■東急コミュニティー、2支店を開設
東急コミュニティー(東京都世田谷区)は、3月10日、既存の「東京中央支店」を分割し、「中目黒支店」と「新宿支店」を新たに開設した。中目黒支店は目黒区、渋谷区、港区西部エリアを担当し、新宿支店が新宿区、中野区、杉並区エリアを担当。該当地域へのサービス向上を図る。
■INAX、帯広市にショールーム開設
INAX(愛知県常滑市)は3月14日に北海道帯広市に「INAX帯広ショールーム」をオープンさせる。同社の北海道におけるショールームは3店目。帯広市を中心とした十勝地方全体に、製品をアピールする拠点とする。