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NEDO 平成20年度の省エネ公募事業を実施設備・BEMS導入費用の3分の1補助
2008.03.10 15:49
行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、省エネ普及の促進を図るため、2つの住宅・建築物高効率エネルギーシステム導入促進事業の公募を実施する。1つは、建築物に係るもので、建築物に係る高効率エネルギーシステムを事業者が導入する際の費用を補助するというもの。補助の対象となる事業の条件は、当該エネルギーシステムの導入により、建築物の消費エネルギー量を25%程度削減できる事と、エネルギー管理体制・補助事業の遂行能力を有する事、そしてシステム導入から3年間継続して省エネ状況を報告する事である。
もう1つはBEMS導入支援事業で、こちらはBEMS導入に際し、その経費の一部を補助するもの。 補助対象となる条件は、BEMSの導入によってエネルギー消費量を削減できる事と、熱源、ポンプなどの設備ごとにエネルギー計量ができる事、そして計測・計量のデータを収集・保存し、導入後3年間継続して報告が可能な事である。
補助率はどちらも最大で導入費用の3分の1まで。BEMSについては1件につき最大1億円までという条件がついている。公募期間は建築物が3月11日から5月23日まで。BEMSが3月11日から5月7日まで。どちらも事前に説明会が実施される。