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住友不動産 福岡市の中心部に都心型マンション完成 建物はツインタワー形状周辺地域の開発も進行中

2008.02.25 17:05

 住友不動産(東京都新宿区)は、福岡地所(福岡市博多区)と西日本不動産開発(福岡市中央区)との共同開発によって、福岡市の中心部に位置する六本松に「シティハウス六本松ツインタワーズ」を建設。そして、同物件の分譲にあたり、2月23日からモデルルームをオープンしている。
 住友不動産はこれまで首都圏および関西圏を中心に高級マンションを開発してきたが、近年では富山、那覇、新潟、松山、福島と言った各地方の中核都市でも「東京をデザインするマンション」をコンセプトにしたマンション開発を行っており、外観デザインやエントランス、インテリアにホテルテイストを取り入れ、利便性の高い一等地での販売実績を重ねている。
 今回の物件もそうした流れの一環で、福岡市のメインストリートである天神に近接した六本松エリアにおいて、地下鉄「六本松」駅から徒歩3分の場所に立地。また、エントランス前には西鉄「別府橋」バス停があり、天神・博多方面にも良好なアクセスを誇っている。さらに、今後は九州大学キャンパス跡地再開発計画と、地下鉄七隈線延伸計画により、さらなる発展も期待されている。
 物件の概要は、敷地面積は1882・55㎡、延床面積は1万148・36㎡。RC造の地上14階建てで、戸数は78戸。1フロアあたり2〜4戸の住戸数としたことで、共用部における他の居住者との接触の機会を減らすことが可能であるなど、高いプライバシー性を持たせている点も特徴である。




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