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ヒューリック 都市型データセンター開発に参入 日本橋小舟町の既存ビルを建替えへ
2022.05.09 11:25
ヒューリック(東京都中央区)は、築40年を迎える「小舟町記念会館ビル」の建替計画に着手する。
計画の着手は、3月31日に既存テナントが退去したことに伴うもので、同ビルを都心型データセンターとして再開発する。ヒューリックのデータセンター開発の第一号案件として、2025年の開業を目指す。
敷地は、国内通信の相互接続点が集積する大手町に近く、都心部で特に需要のある高い通信接続性を付加価値とするデータセンター開発に適した立地。敷地面積約967㎡、地上8階地下1階のデータセンタービルとなる予定。
ヒューリックによれば、データセンターの国内市場は年平均成長率5%以上の高成長が予測されている。今後も、急激なデジタル進展によりデータ通信の量およびスピードの重要性はますます高まり、特にデータ通信が集中する都心において、高速、大容量、低遅延の通信接続を担うデータセンターは社会インフラとしての役割を果たしていくことから、今後同社は都心型データセンターの開発事業に積極的に取り組んでいく。