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森トラスト (仮称)仙台一番町プロジェクト着工 国際都市としての機能を提供業務・ホテル・住居の複合に
2008.01.21 11:17
森トラスト(東京都港区)は、1月16日、かねてより計画を進めてきた宮城県仙台市青葉区の「(仮称)仙台一番町プロジェクト」を着工した。着工に伴い、同日に地鎮祭も執り行った。
同プロジェクトは、仙台市中心部の東二番丁通りに面した、約1万6600㎡からなる「東北学院中学・高校跡地」のうち、約1万3500㎡の敷地で計画している。
耐震性能とセキュリティを充実させた、東北ナンバー1の37階・180mの高さを持つ最先端高性能ビルの中に、最新ハイグレードスペックを備えたオフィス、外資系高級ホテル、商業施設を組み合わせた複合都市を開発する。オフィスは基準階貸室面積約2200㎡という、仙台最大級の整形無柱フロアで、ユーザーの利便性を確保。
なお、隣接する約3100㎡の敷地部分は、住宅棟を建築する方向で検討中。開発のコンセプトは、歴史と伝統、知性と文化を次代に継承しながら、仙台が国際都市として、更なる発展をしていくために必要な国際的都市機能を提供していくこととしている。