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<セミナー情報>首都圏定期借地借家協会 仲介定借権のシンポジューム開催される 都市型定期借地権マンション現況と将来像について

2007.12.17 16:56

 12月13日、首都圏定期借地借家協会のシンポジューム及び忘年会が開催された。今回の参加人数は約60人。後援にはコスモスイニシアと野村不動産が参加した。
 前半に開催されたシンポジュームでは、参加者は真剣に傾聴しながらも、講師の話に引き込まれて笑い声の起きる場面も多く見られた。
 「マンション今昔物語」と題され、日本の不動産の歴史を講義する1時間目は、ジャーナリストで、住宅新報社顧問でもある蒲池紀生氏によって「代官山アパート」などを例として、マンションの歴史が解説された。また、小説に登場する架空の人物の居住地と推察される場面では、興味深そうに聞き入る参加者の姿が見受けられた。
 また、「定期借地権マンションの現況と将来」とされ、2時間目に行われた同社編集主幹である本多信博氏のセミナーでは、借地権の利用法の実例として「広尾ガーデンフォレスト」や 「パークハウスプレシアタワー」など、大手デベロッパーによる開発案件を紹介。さまざまな形態の借地権を解説した。
 次回は22日に第9回定期借地借家権プランナー資格認定講座が開催される予定。




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