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<オーナー注目のイベント>耐震総合安全機構 災害時の事業継続テーマにシンポジウムを開催 専門家によるパネルディスカッション実施

2007.11.19 13:44

 NPO法人耐震総合安全機構は14日、東京都文京区の住宅金融支援機構すまい・るホールで「不動産評価と耐震性能」シンポジウムを開催した。
 同機構のシンポジウムは2月に続いて今回が2回目。
 シンポジウム当日は、はじめに同機構理事長の中田準一氏が開会の辞を述べたのに続き、内閣府参事官地震・火山対策担当の池内幸司氏が開会のあいさつを行った。
 続いては講演に移り、建築研究所構造研究グル-プ上席研究員の福山洋氏が「災害後の機能維持と早期回復」と題した基調講演を行った後、パネルディスカッションが開催された。
 パネルディスカッションでは「地震時の機能保持・事業継続と不動産価値」をテーマに応用RMS代表取締役の兼森孝氏を司会に迎え、同機構理事長の中田準一氏、東京建物の碓氷辰男氏、東京海上日動リスクコンサルティングの矢代晴実氏、明海大学不動産部教授の中城康彦氏、そして基調講演に引き続いて福山氏が参加。6人のメンバーがそれぞれの立場から地震発生時における事業継続の重要性を強調するとともに、BCP制定の普及拡大に向けて必要となるであろう取組みと今後の課題についての議論が活発に行われた。
 なお、次回のシンポジウムは来春に開催する予定だという。




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