週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

サンエスコーポレーション 相談窓口開設し企業の要望に応える インターネット上での見積申込も可能

2007.11.12 14:09

 不動産賃貸事業を行うサンエスコーポレーション(東京都中央区)では、このほど「オフィスサポーター事業部」を開設し、今月12日からはインターネットでもサービスの提供を始める。
 「オフィスサポーター事業部」とは移転する企業の担当者に対し様々なオフィス機器類を紹介したり、内装などの施工業者を紹介したりするサービスである。
 日本橋堀留町のオフィスでは移転やオフィスレイアウトの変更などを考える企業の相談窓口を開設し、実際のオフィス機器類なども展示してその機能を確認してもらうこともできる。
 同事業部の大竹氏は「例えば、会議室のスペースをどの程度にするか迷っている方がいる場合に、可動式のパーテーションで疑似的な会議室を作り広さを体験してもらう事ができます」と語る。
 また、インターネットとの連動が同事業の強みであり、ウェブサイトでは複数の業者から一括で見積を取ることもできる。
 このようなサービスを開始する背景について大竹氏は「これまで不動産仲介という形で企業の移転をサポートしてきましたが、オフィスの内装やレイアウトをどこに頼むべきかなどとった相談も多くありました。そこで当社が業者と企業の橋渡しをしようと考えたのです」と説明する。
 今後はビルオーナー向けのサービスも展開する予定だという。




週刊不動産経営編集部  YouTube